zeh住宅や耐震住宅などどのような家を建てるか考える方は、多くいらっしゃると思いますが、一戸建て住宅を考える際には、「掃除機の通り道」についても考えておいた方がいいですよ。コンセントの差し込み口を考える人はきっと多いことでしょう。しかし、「どんな電化製品でコンセントを使うか?」ということを考えていても、「その電化製品をどう使うか?」というところは忘れてしまっている人もいます。
というか、もっと具体的に言えば、要するに「掃除機の通り道」を考えてはいなかったりするのですよね。掃除機のために使うコンセントの差し込み口については、ちゃんと考えているのですが、しかし肝心の「掃除機をどう走らせるのか?」ということについては、失念している人が多いということを私は改めて言いたいのです。よりよい家づくりのためにも。
例えばわが家は、掃除機の通り道を考えてコンセントの差し込み口を決めなかったばかりに、壁の一角のクロスのハゲがひどいんです。いや、クロスだけではなく、巾木の損傷もひどいですね。なぜなら、掃除機がガッツンガッツン当たっていますから。
こんなことになるのでしたら、もう一箇所コンセントの差し込み口を増やせば良かったと思っていますよ。掃除機のコードの長さなども考えてコンセントの差し込み口を配置していなかったものですからね…。「もうちょっと気が付いていればよかったー」と、この点は後悔しています。